いま古民家は、もともとの住居としての価値を見直されつつあります。
たんなるノスタルジーではなく、シックハウスなど、本来日本にはなかった住環境問題が深刻になっているいま、機能面でも、日本の気候に合った古民家が求められているようです。
その古民家には欠かせない囲炉裏は、かまど、火鉢とともに、日本の伝統家屋の火の座を構成してきました。
日本の伝統的な民家では、囲炉裏が切られるのは多くの場合床敷きの部位の中央でした。
現代家屋では煙の出ない炭火が用いられることが多いようですが、古くは民家ではコストのかかる炭火はむしろ火鉢専用であり、囲炉裏では大割りした薪が用いられることが多かったようです。