囲炉裏の種類
囲炉裏に付属する道具の種類です。
- ■自在鉤(じざいかぎ)
- 天井から吊るされた先端が鉤状のもの。
火力の調整がしづらい囲炉裏の火からの距離を調節するため、長さを調節できます。
- ■横木M
- 自在鉤下方に付いている、水平方向の荷重を支える材。
木製の物もありますが多くは金属製で、魚の形をした物が多いです。
- ■五徳(ごとく)
- 金属製の台であり、上下何れかに円形の枠を形成し、3本の足が伸びている構造です。
五徳の上部に網を乗せ焼き物をする場合と、直接鍋などを乗せ煮たきをする場合があります。
- ■わたし
- 金属製で左右に長い格子状のものに、足と中央に柄を取り付けたもので、囲炉裏で餅や団子などを焼く台として使うものです。
柄を持ち火元に差し出したり、熾き火を下部に掻き入れて使います。
- ■火箸(ひばし)
- 金属製の比較的長い箸です。
火の付いた炭や木を移動させたりひっくり返したりして火力の調整を行います。
- ■灰均し(はいならし)
- 金属製のヘラで、灰を整えたり灰模様を描いたりするもので古くは木製のものもありました。
- ■十能(じゅうのう)
- 鉄板製の小さな杓、あるいはスコップ形状のもの。
灰をならしたり、炭を追加したりする場合に使用します。
- ■台十能(だいじゅうのう)
- 炭火を安全に運ぶため、深型の十能に足をつけ、板の上などに置けるようにしたもの。
台付き十能ともいいます。
- ■火消し壷(ひけしつぼ)
- 炭火を消すための壷。
蓋による密閉で酸素を遮断し火を消します。
陶器製・金属製・石造のものがあり、囲炉裏の角で灰に埋めて使われることが多いです。
- ■火棚(ひだな)
- 囲炉裏上部に天井から吊るす木や竹製の板。
囲炉裏より大きく作られ、上部に舞い上がる火の粉を防ぐと共に、煙や熱を拡散させる働きがあります。
雨具などを掛け乾燥させたり、食品を吊るし煙による燻煙で保存食を作ったりします。
- ■置き囲炉裏
- 床の工事などを必要としない簡易的な囲炉裏。
炉付きテーブルや火鉢に似た使い方をします。